6月18日、横浜スタジアムで行われる横浜DeNAベイスターズ対オリックス・バファローズ3回戦の予告先発が発表されました。DeNAは今永昇太、オリックスはドラフト1位ルーキー・山岡泰輔です。
ドラフト1位対決!
DeNAの先発・今永はは2015年に駒澤大学からドラフト1位でプロ入りし、ルーキーイヤーに8勝を挙げた期待の若手左腕です。今季はここまで10試合で3勝(4敗)を挙げ、防御率3.64という成績で、本人にとっても納得の行く数字ではないかもしれませんが、ここ数試合は好調を維持し、徐々に本来の力を発揮しはじめています。
特に、昨シーズンは一度もなかった完投を既に2回も記録しており(うち一度は広島戦での完封)、スタミナ面での成長を見せています。無駄な四球も減ってきていますし、昨年はファーム落ちも経験した夏場にかけて好調を維持できれば、チームにとって大きな戦力となることは間違いありません。
対戦相手の山岡は2016年ドラフト1位で東京ガスから入団した即戦力右腕です。今季は早いうちから先発ローテーション入りを果たすと、プロ初勝利を含む2勝(5敗)を挙げ、防御率2.59とドラフト1位の名に恥じない投球を見せています。瀬戸内高時代には投球の動画を見たダルビッシュ有(レンジャーズ)が「これは一番。すぐプロ入りするべき」と絶賛して話題を呼んだ投手でもあります。同年代の松井裕樹(楽天)や田口麗斗(巨人)、二木康太(ロッテ)などと切磋琢磨して球界を盛り上げて行ってもらいたいですね。
DeNAにも平良拳太郎という、FAで巨人に移籍した山口俊の人的補償で入団し、今季プロ初勝利を挙げた右サイドの投手がいます。来年にはこの年代の大卒選手たちもプロ入りしてきますから、今から楽しみです。