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開幕2ヵ月の投手運用について|振り返り

5月29日までに46試合を消化した横浜DeNAベイスターズ。現時点では20勝26敗の5位。得点158(5位)、失点212(5位)、本塁打35(4位)、盗塁16(5位)、打率.246(2位)、防御率4.11(6位)、失策27(3位タイ)という成績。
 
5位に沈むのも納得という成績が並ぶ。打率が2位で、出塁率.304(4位)、長打率.374(2位タイ)、OPS.678(3位)なのに得点が5位というちょっと不可解な状況は、得点効率の悪さを示していると思われます。
 
投手成績が悪いのは毎年のことだけど、肝心の打力でリーグ下位というのは問題ですね。ここではあまり深堀りせず、投手運用について見て行きます。

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■先発投手が早い回で降板してしまっている

 
これまでに先発登板したのは、先発試合が多い順でロメロ(9試合43.2回)、大貫晋一(8試合47.1回)、上茶谷大河(8試合48.2回)、東克樹(6試合28回)、坂本裕哉(5試合24回)、今永昇太(3試合21回)、石田健大(2試合13回)、濱口遥大(2試合13回)、ピープルズ(1試合3回)、京山将弥(1試合4回)、有吉優樹(1試合4回)の11人。
 
開幕から先発ローテーションを守っているのはロメロ、大貫、上茶谷くらい。あとは故障など(コロナという不運もあるけど)でローテは守れず。ロメロは神懸かってるような好投をすることもあるけど、平均すると5回持っていない。
 
上茶谷もマダックスを達成するなど好投も多いけど、打ち込まれることも多く、防御率は4.99と低迷。先発ローテとして充分な仕事をしていると言えるのは、ローテを守り、かつ防御率2.99の大貫だけという状況。
 
出遅れていた今永や石田、濱口はまだ試合数こそ少ないけど、投げれば仕事はできているので、ここからの巻き返しに期待。ピープルズ、有吉、京山は巡ってきたチャンスをモノにできたとは言いづらい内容でした。
 

■伊勢大夢、エスコバー、田中健二朗が奮闘

 
先発が早い回に降板すれば、当然その分の負担は中継ぎに回ります。そんな中でも伊勢大夢(24試合・防御率0.39)、エスコバー(22試合・防御率2.66)、田中健二朗(18試合・防御率1.20)の3人は奮闘を見せいていますね。特に伊勢のここまでの働きには文句のつけようがないほど。
 
三嶋一輝、山﨑康晃はともに13試合(12.2回)で防御率2.84と全く同じ成績。内容的には山﨑の方がやや上回っているけど、2人とも復活の兆しを見せているのが何より。この調子で7回伊勢、8回三嶋、9回山﨑の勝ちパターンを確立してくれればうれしいですね。
 
三上朋也も7試合で防御率2.00と好投を続ける一方、入江大生(15試合・防御率5.50)、砂田毅樹(13試合・防御率6.75)の出来がいまひとつ。平田真吾も13試合で防御率5.06だけど、打ち込まれた試合以外は概ね好投していますね。
 
敗戦処理的な役割で頑張っているのが宮國椋丞です。9試合で12.2回を投げて防御率8.53はなかなか苦しい数字だけど、辛い役回りを引き受けてくれています。むしろ、4月19日の初登板以降でこれだけ登板機会を作ってしまっていることが、先発の苦しさを表しているようにも思えます。
 
エスコバーはともかく、伊勢、田中健はこのペースで1年もつのかという不安もあるので、三上やクリスキー、またファームから新戦力が上がってくることが待たれます。
 
※成績は全て5/29終了時点

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