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宜保翔、山下航汰、吉田輝星らが輝き放つ~高卒1年目ルーキーたちの現在地~

交流戦も中盤に差し掛かるこの時期、各球団でルーキーたちが徐々に一軍昇格を果たし、活躍を見せることが増えてきました。
 
投手では我らがDeNAの上茶谷大河、大貫晋一の両投手がそれぞれ3勝と、ローテ投手として見事な活躍を見せています。巨人の高橋優貴も3勝、東洋大のドラ1コンビ、ソフトバンク・甲斐野央、西武・松本航も一軍で勝利を挙げています。
 

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また野手では、阪神の社会人出身コンビ、近本光司、木浪聖也がスタメンに定着。楽天・辰己涼介や、中川圭太、頓宮裕真のオリックスの大卒内野手コンビも一軍で活躍を見せています。元横浜高校監督の孫の渡辺佳明もつい先日、猛打賞を記録するなど、一軍の舞台で輝きを放っています。
 
ここまで書いてきてわかるように、一軍の舞台で早々に活躍を見せているのは大卒・社会人出身の選手たちがメインです。藤原恭大、小園海斗ら高卒ルーキーも開幕こそ一軍で迎えましたが、定着はならず、ファームが主な主戦場となっています。
 
そんな中、6月12日の北海道日本ハムファイターズvs広島東洋カープの試合で、昨夏の甲子園で大熱闘を見せた吉田輝星(金足農)が、ついに一軍初登板初先発を果たしました。個人的には5回3失点で行けたら大合格だろうと思っていたら、なんと5回1失点の好投で初登板初勝利。見事に予想の上をいかれてニヤニヤが止まりません。
 
では、そんな吉田の同級生はファームでどんな成績を残しているのか、野手から見ていきます。
 
 

野手では宜保翔、野村佑希が200打席越え 育成・山下航汰が輝き

 
野手で最も打席数が多いのは、宜保翔(KBC学園未来沖縄)、野村佑希(花咲徳栄)が200打席越えで全新人の中でも1,3位の数字です。共に打率は2割台前半、安打数より多い三振数と苦しんではいますが、順調に経験を積んでいるようですね。野村は3本塁打を放つなど、高校時代からの長打力も見せています。
 
続くのは小園、林晃汰(智辯和歌山)の広島勢。打率は2割に満たないものの、ともに4本塁打を放つなど、プロの投手を相手にしっかり振り切るスイングができていることが予想されます。特に林は紀州ボーイズ時代から大砲候補として期待の高い選手ですから、いずれは鈴木誠也のような長距離砲へと育ってもらいたいですね。
 
次いで根尾昂(大阪桐蔭)、山下航汰(健大高崎)、藤原です。根尾はレフトへの強烈な一発を放つなど随所で大器の片鱗を見せつけていますが、打率は1割台前半と苦しんでいます。ただ、これもやはりフルスイングを継続しているからでもあるので、ぜひここは続けて、アジャストしてもらいたいですね。藤原も根尾ほどではありませんが、やはりプロの球にアジャストし切れていない様子。
 
そんな中、育成1位で巨人に入団した山下が素晴らしい活躍を見せています。46試合に出場し、159打数30安打の打率.314、2本塁打14打点4盗塁と、とても育成とは思えない成績を残しています。健大高崎時代には通算75本塁打を放つなど、世代屈指のスラッガーとして活躍した実力を遺憾なく発揮しています。こんな選手を育成で獲得できたのは巨人にとってラッキーでしたね。
 
この他にも阪神・小幡竜平(延岡学園)、日ハム・万波中正(横浜)、ロッテ・山口航輝(明桜)も100打席以上に立つなど、順調に経験を積んでいます。
 
 

投手では吉田輝星が頭一つ抜けている

 
冒頭でも書きましたが、一軍昇格、初先発の見込みの吉田輝星が、頭一つ抜けています。新人全体の投球回数ランキングで10位以内に入っている高卒新人は吉田のみで、ここまで9試合26回を投げて未勝利も、防御率4.15、22奪三振とまずまずの結果を残しています。
 
同期のライバルでもある藤原との対決はスポーツニュースでも話題になりましたが、直球で空振り三振を奪うなど、甲子園で見せたストレートに磨きをかけているようです。
 
吉田に次ぐ成績を残しているのは、同じく日ハムの柿木蓮(大阪桐蔭)です。こちらは21.2回で防御率7点台と、少し苦しんでいる印象。ただ、高校時代には春夏連覇を果たす中でも豊富な投手陣の中で無理な連投をすることなくプロ入りを果たしました。じっくり身体を作れば、数年後に開花したときどんな投手になるのか楽しみな素材です。
 
2人に続くのが巨人・戸郷翔征(聖心ウルスラ)、中日・垣越建伸(山梨学院)、楽天・引地秀一郎(倉敷商)、DeNA・勝又温史(日大鶴ケ丘)、DeNA・宮城滝太(滋賀学園)ら。10イニング以上投げているのはこの5人のみです。全員プロの壁に苦しむ中、勝又だけは防御率2点台、12回で14奪三振と輝きを放っています。
 
やはり高卒投手はまだ経験よりも、身体作りがメインですね。そもそもの登板自体が少ない投手がほとんどです。しかし、吉田が一軍登板を果たしたように、これからシーズンが進むにつれてどんどん登板数も増えてくることでしょう。そのときにまた、現在との数字を比較してみたいですね。
 
 

ここまでは高校時代に活躍した選手たちが出場機会も多い

 
その特性上、ここまでの出場機会は野手の方が圧倒的に多いことがわかりました。さらにその顔ぶれも、高校時代にも名が知られた選手たちがメインです。
 
しかし宜保や小幡のように全国的には無名だった選手や、ドラフト下位指名の選手がこれからぐっと実力をつけてくるかもしれません。今後の成長を見守っていきたいと思います。
 
※成績は全て6/11終了時点のファーム成績
 

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高卒ルーキーの現在地を見てみましたが、ドラフトから10年経った選手たちをこちらで振り返っています。今年のルーキーたちが10年後にどうなっているのか、今から楽しみですね。

 

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大和の次のショートはこの男!期待の高卒3年目内野手・大河を紹介しています。今年、一軍デビューしてくれることを待ち望んでいます。

 

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