キャンプ一軍スタート！JX-ENEOS出身の149キロ右腕・齋藤俊介

キャンプイン目前の今回は、社会人野球の強豪・JX-ENEOSからドラフト4位で横浜DeNAベイスターズに入団した齋藤俊介投手をご紹介したいと思います。

オーバーハンドから最速149キロの速球を投げ込む本格派右腕は、今季どのような活躍を見せてくれるのでしょうか。地元の強豪・JX-ENEOS出身の149キロ右腕・齋藤俊介に期待すること

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成田高2年時には控え投手として全国ベスト4を経験！

千葉県佐倉市出身の齋藤は小学生時に軟式野球を始め、中学時代は硬式の佐倉ボーイズで活躍しました。

高校は千葉県の強豪・成田高校に進学すると、2年夏には1学年上の中川諒の控え投手として千葉県大会優勝、甲子園4強を経験します。齋藤自身は甲子園での登板はならなかったものの、千葉県大会で2試合に登板し、12回無失点の好投を見せました。

2年秋の千葉県大会、3年春の千葉県大会を2回戦敗退で迎えた最後の夏、4試合全てに登板し32.2回4失点の好投を見せるも、4回戦敗退を喫し、甲子園のマウンドはなりませんでした。敗れはしたものの、4回戦の館山総合戦では延長15回二死でサヨナラ負けするまで一人で投げ抜くなど、エースとしてチームを引っ張りました。

立教大では通算11勝！2年春には最優秀防御率！

東京六大学の立教大学に進学すると、1年春からベンチ入りを果たします。1年秋の東大戦でリーグ戦初勝利を飾ると、2年春には6試合32回を投げ4失点と好投し、防御率1.13で最優秀防御率のタイトルを獲得しました。夏には大学日本代表候補合宿にも参加。2年秋の法大戦では初完投を完封で飾るなど、8試合42.1回で防御率1.28と、順調に成長を続けます。

しかし3年秋に右肩を痛め初の登板なしに終わると、4年春も未勝利。故障が癒えた4年秋には146キロを計測するなど復調の気配を見せました。六大学野球通算では44試合に登板し、11勝14敗、防御率2.45という成績でした。

JX-ENEOSでは1年目から公式戦登板！MAX149キロに！

大学4年時のドラフト会議ではプロ志望届は提出せず、社会人野球のJX-ENEOSに入社した齋藤。1年目から公式戦に登板すると、JABA春季神奈川県大会で最高殊勲選手賞を獲得するなど、主力として活躍します。この年の都市対抗野球大会では自己最速となる149キロを計測、さらには秋の日本選手権でも先発登板を果たすなど、着実に成長を見せました。

2年目の2017年にも補強選手として都市対抗野球大会に出場。救援で2試合に登板し5.1回1失点という成績を残しました。10月に行われたドラフト会議ではDeNAから4位指名を受け、プロ入りを果たすこととなります。

ドラフト後に出場した日本選手権では初戦の日本生命戦で5回からリリーフ登板し、4回1失点と好投したものの、惜しくも敗れてしまいました。この試合では同じくDeNAから2位指名を受けていた神里和毅との対戦も実現し、2打席で1打数無安打、1四球という結果でした。

あるか開幕スタメン！2017年ドラフト最上位指名外野手・神里和毅！