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黒羽根利規がトレード…日本ハム・エスコバーが入団!【チーム情報】

7月6日、衝撃的なニュースが飛び込んできました。強肩の捕手としてチームを支えてきた黒羽根利規と、日本ハムの助っ人左腕・エスコバーとの交換トレードが発表されました。
 

両選手にとって出場機会が増えるトレードとなるか

 
黒羽根利規は2005年の高校生ドラフトで、日大藤沢高から3巡目で入団し、球界トップクラスとも言われる強肩で高い盗塁阻止率を誇る捕手でした。

 

若手のうちはファームでじっくり経験を積み、少しずつ一軍での出場を増やした黒羽根。球団がDeNAになった2012年には開幕スタメンマスクをかぶるなど61試合に出場しましたが、打率1割台に低迷。
 
そこから徐々に打撃が改善し、2014年には自己最多の109試合に出場し打率.264と、捕手としては十分合格と言える成績を残します。強肩を活かした盗塁阻止率も.395でセ・リーグトップと、正捕手の座を掴んだかに見えました。しかし翌年は打率が1割台に逆戻りし、スタメンの座をつかみ取ることはできず、2016年には新人の戸柱恭孝が正捕手となり、2017年も戸柱、嶺井博希、髙城俊人の3人に割って入ることができず、ファーム調整が続いていました。
 
とは言ってもまだ30歳で体は元気です。捕手というポジションは経験がモノを言うポジションですから、新天地で花開く可能性は十分にあります。しかもトレード相手は今季大田泰示を開花させた日本ハムです。栗山英樹監督は無駄な補強をする監督ではなく、必要な戦力として黒羽根を求めていたのだと思います。
 
日本ハムのチーム事情としても、長年正捕手を務めた大野奨太が今季でFA移籍が濃厚。清水優心を正捕手にしたかったけどもう少しファームでじっくり経験をつませたい。近藤健介が故障離脱のためドレイクを緊急補強したためにエスコバーを使える可能性が減少したという事情から、両選手の出場機会のことも考えたトレードだと思われます。
 
また、両球団では昨季、開幕早々に中継ぎ投手不足に陥っていたDeNAに、日本ハムで出場機会が減少していた藤岡好明を金銭トレードしてくれたという経緯もあり、その恩返しといった背景もあるのかもしれません(あくまで僕の推測ですが)。
 
いずれにせよ、両選手にとってプラスのトレードとなるよう、新天地で輝いてもらいたいですね。北の大地に行っても、黒羽根のことは応援し続けたいと思います。
 


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