6月18日、横浜スタジアムで行われる横浜DeNAベイスターズ対オリックス・バファローズ3回戦の予告先発が発表されました。DeNAは3年目、プロ初登板初先発となる飯塚悟史、オリックスは球界を代表するエース・金子千尋の投げ合いとなります。
日本文理で甲子園4強!期待の3年目右腕・飯塚悟史!
日本文理高では2年夏の甲子園を経験。森友哉を擁する大阪桐蔭に10-2で敗戦したものの、飯塚は2回無失点と好リリーフ。2年秋の北信越大会で優勝し、明治神宮大会に出場すると、エースで4番としてチームを引っ張り、3本塁打を放つ活躍でチームを準優勝に導きました。
翌春の甲子園では、初戦で田中空良(東邦ガス)擁する東邦に3-4で惜敗。迎えた夏の甲子園では快進撃を繰り広げ、ベスト4進出を果たします。これは伊藤直輝がエースとして決勝戦で堂林翔太擁する中京大中京との熱戦を繰り広げた2009年夏以来のことでした。その伊藤に憧れて日本文理に進学した飯塚は伊藤に負けない輝きを放ち、その年のドラフト7位で横浜DeNAベイスターズに入団しました。
当時「飯塚を7位で獲れたのはすごくラッキー!」と思ったことをハッキリと覚えています。その飯塚も1年目、2年目と順調にファームで結果を残し、今季終盤くらいに一軍初登板を果たしてくれれば…くらいに思っていたのですが、こんなに早くチャンスが巡ってくるとは思っていませんでした。
とは言え、6月14日のイースタンリーグ千葉ロッテ戦に登板したばかりで中4日での先発となるので、あまり長い回は投げて欲しくありません。ここで無理してケガが再発しても良いことは何もないので、5回を投げ切ってくれれば御の字くらいに考えていた方が良いでしょう。